身体と付き合うこと、楽しむことを学ぶ。
当会の一番の目標でもあり、特徴でもあります。
稽古が進むほどに、身体は無限の可能性を秘めており、それを掘り起こすのは、自らの精神次第であるということを実感することができます。
当会の練習体系では、初歩から出来るだけ、自分の心身に備わった不思議な作用と出会い、興味を持ってもらい、自ら訓練を積んでゆけるような指導を心掛けています。
盲目的に与えられたノルマを繰り返すうちに一握りの者だけが到達しうるというような、旧来の保守的な稽古法よりも、知的・体験的に納得した上での工夫こそが、時間的にも制限が多い現代の私たちに相応しい上達法と考え採用しています。
自分の身体に丁寧に向き合うことで得られる気付きと、そこから来る充実感は、稽古を通じて感じられる最大の喜びです。
当会は、そんな喜びを大切にして稽古を重ねています。